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日記

農産勉強会

今年の京都の冬は、大雪が降り積もることはありませんでしたが、気温は例年よりも低かったように感じます。それでも日に日に暖さを感じられる日がふえてきました。いよいよ春本番です。

 暖かくなったから・・・と言う訳ではありませんが、先日は配達スタッフを中心に農産勉強会をひらきました。勉強会は、毎月1回程度生産者にご協力いただき、畑をみせていただいたり、現状についての話を聞かせていただきます。

日頃農産物を作ってくださっている生産者の畑で、どのように作物が育っているか、また、病気や虫害などはどうかなど、現状を把握するためにはとても重要な時間だと考えています。また、社内の農産担当者から、栽培方法や病害の事などの講義を受けたりもします。

今月は京都・久御山の田中真弥さんの農場を訪問させていただきました。

田中真弥さんの農場は、全て無農薬・無化学肥料での栽培です。それゆえに通常でないような苦労も多くされているようです。

例えば、収穫を終えた畑にはあっと言う間に雑草が生えてきます。トラクターですきこんでも、すぐにまた芽がでてきます。もちろん除草剤は使えませんので、雑草に太い根がはる前に、一つ一つ手で根ごと抜いていきます。畑1本で約8時間ほどの手間がかかるそうです。

田中さんの作物は化学肥料を一切使われません、堆肥を使っておられます。堆肥は自身で作られます。おからや胡麻油の搾りかす等を信頼できる所から調達し、畑の近くの小屋で発酵させておられます。自然発酵温度は60℃程になり、味噌や納豆に近い匂いがします。これを畑の状態と野菜の生長を見ながら撒いておられます。

どのように堆肥を作り、どのような時に、どれだけ量を与えるのか。試行錯誤を繰り返されているようです。ほんの一部ですがそういった現場を直接見せていただくと、作物が愛おしく見えてきます。

ほうれん草、小松菜、ハクサイ菜、カブ菜など、この時はまだ数センチしかなかった作物が無事に大きく育ち、お客様にお届けしているわけです。

福本 春彦