生産者紹介

農産物

内芝農園(和歌山県)

びわ

買う方にも、作り手にも環境にも優しく安全で持続可能な農業を目指して

和歌山県の北西部に位置する海南市下津町で、温暖な気候と日当たりや水はけの良い山の急斜面を利用して、小粒だけど甘みの強い茂木という品種のびわを作っています。有機JAS規格を取得した34アールの圃場で農薬や化学肥料を一切使わずに栽培しています。びわは1つの房に2?3個の実を成らせますが、そのひと房ひと房に春先、袋掛けを行います。鳥や虫からの食害と風ズレから守るためです。びわの木は大きくなりやすく、成木では5メートル以上にもなります。樹にのぼっての袋掛け作業や収穫作業は危険が伴い大変です。またびわは収穫量が安定しないのが悩みです。それは冬場に花をさかせるため寒さの害に遭いやすいことや、収穫直前の強風などによって果実が傷んで出荷できなくなってしまうことがあるからです。温暖化の影響も出てきています。秋口の気温が高くなってきて、生育の進んだ状態で冬を迎えることになります。蕾より花、花より幼果と生育が進んでいるほど寒さに弱くなるので、少しの寒さでも被害が発生します。こうして暖冬なのに寒害が出るという皮肉な結果になります。また虫の発生も多くなります。とくに幼虫が芋虫の状態で樹の内部を食い荒らすカミキリムシの被害は深刻で、その被害に気付かずに樹に登ると枝が折れて、自分も落ちてしまい大けがをする危険がありますし、被害が多くなると樹の勢いが弱くなり、最後には枯れてしまいます。
なにかと苦労が絶えませんが、皆さんに美味しかったよと喜んで頂けるよう、これからも頑張っていこうと思います。

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