現地レポート

北海道

北海道5件の契約農家

VISIT DATE : 2017/04/27

今回、4月17日〜18日まで北海道の生産者を訪ねて参りました。
農産バイヤーとしてだけではなく、人生初上陸の北海道だったのでとても楽しみにしていました。
ただ...恥ずかしながら前日に寝違えてしまい、そんな状況下でも大丈夫だろうと 自宅近くを歩いていたら蜂に襲われ(刺されはしませんでしたが) 驚いた拍子により首を悪化させてしまいました。まさに泣きっ面に蜂状態ですね。トホホ。

そんな、わくわくした気持ちと、車の揺れだけで首に激痛が走るという 複雑な心境とコンディションの中で産地訪問を行って参りました。

先ず、初日に訪れたのが新千歳の空港から、車を約40分ほど走らせたところにある北海道箱根牧場(千歳市)。
現在、年間取り扱いのある作物は以下のお野菜です。

アスパラガス、かぼちゃ、有機栽培・特別栽培じゃがいも(品種:インカのめざめ、マチルダ、男爵) 有機栽培・特別栽培たまねぎ、とうもろこし(ピュアホワイト)、ながいも、ブロッコリー...etc

農産物の取り扱いの他に、牛乳やチーズなどの乳製品や、手作りのソーセージなどの製造もされています。
現在、HELPでは農産物のみの取り扱いではありますが、見学の際に見させていただいたソーセージが とっても美味しそうでした。※私は農産バイヤーであり無類のソーセージ好きでもあります。

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箱根牧場の材料を使ってバターや生キャラメル、ソーセージなんかを作ることができる牧場体験も ありますので、是非北海道への旅行を考えられる方はプランの一つに入れられてはどうでしょうか。

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専務の勝俣さんに一通り敷地内を案内していただいたのですが、これまで訪れた産地に比べ面積が圧倒的に広い!! 種イモとして準備されているじゃがいもの量も多くて、HELPに届けられる美味しいじゃがいもは こんなに素敵な場所で作られているのかと、しみじみ感じました。
そして、この広大な土地を有機で生産するという苦労もお話を聞く中で痛感しました。
※インカ系のじゃがいもに関しては前年少し品質不良が続いているので、今年は出荷を見合わせるとのことでした。

時間の都合によりお伺いができなかったのですが、箱根牧場では若手の農家の方も活躍しておられ 今後はHELPから「こういうお野菜を作っていただけたら」と提案もドシドシして欲しいとのことでした。
なので、冬場の根菜もそうですが、これからどんどん協力して箱根牧場の美味しいお野菜を揃えていきたいと思います。

次に訪れたのは北海道夕張郡栗山町にある「まごころの里」。現在、年間取扱のある作物は以下のお野菜です。

アスパラガス、じゃがいも、玉ねぎ、とうもろこし(ゴールドラッシュ、サニーショコラ、ホワイトショコラ) ピーマン、ブロッコリー、ミニトマト(キャロルパッション)、メークイン

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まごころの里は農薬を極力使用しない栽培で、除草剤や土壌消毒剤は使用しません。 また今回、代表の吉田さんとお話をする中で、いかに美味しいものをエンドユーザーである お客様に届けるかということを本当に真剣に考えておられるのを感じました。
味をよくする肥料にも大変こだわりを持っており、関西や九州の肥料の製造会社などと情報交換を行い とにかく今年もより美味しい夏野菜が届けられるはずと語られていました。

昨年も秋まで出荷していただいていたミニトマト(キャロルパッション)も甘くてとても濃厚で大人気です。 今年も沢山ご注文させていただくようお伝えしてきましたのでご期待ください。
ちなみ、圃場の方ではアスパラガスを見させていただきました。味見をさせていただいたものも 本当に良食味で入荷がとにかく待ち遠しくなりました。

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初日の最後に訪れたのは北海道樺戸郡月形町の楠順一さん。
夏場の桃太郎トマトを農薬化学肥料ともに不使用で栽培されています。個人で作られており 圃場面積も他の北海道の生産者のように広くないので、収穫ができた分をすべてドシドシ送っていただいています。
食味も大変よく、夏場の淀のトマトが終わったら次の主役はこちら!!という感じです。

とても綺麗なログハウスのご自宅て、うちとの契約が始まった経緯等を聞いたり 今後の施肥量を減らし究極は無施肥でトマトを作ってみたいとおっしゃっておりました。
また近隣で同様に特別栽培・農薬不使用で農業をされている川村さんというご夫婦の方をご紹介いただきました。

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二日目、まず訪問したのは昨年末からお取引が開始したオニオンファームカワマタさん(樺戸郡新十津川町)。
植え付け用の玉ねぎの苗を育苗をしている段階で、圃場は植え付けるために施肥をされているところでした。 大雪山の雪解けの程度を見つつ、農作業のスケジュールを考えている川眞田さん。

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有機栽培で、10町分以上の広大な土地で玉ねぎを作る。とってもフレンドリーな方ですが それでも仕事の話になると真剣そのもの。有機栽培は草との闘い。それに、肥料などの産地偽装問題などが世間を 騒がせるようなこともあり、現在は資材の産地を明確にしてきちんと管理することにも時間がかかっている。

それでも、本当に素晴らしいクオリティの玉ねぎを出荷していただいているので頭が上がりません。 息子さんの代に徐々に移行中のようで、これからにも期待したいと思います。

最後は北海道上川郡美瑛町のファーム雨読舎の角和さん。 農薬不使用で作ったお野菜を作った手料理が楽しめるレストランや、宿泊ができるコテージが3棟あります。 夏には夏野菜のお仕事を手伝うことを込みで、こちらのコテージの宿泊を希望される方もいるそうです。

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現在、ヘルプに夏のトマトを出荷していただいていますが、現在はコテージの方がお忙しくて トマトの出荷量は減ってしまっているそうです。今回は、ハウスの中で育苗をされている様々なサラダ野菜を 見させていただきました。今後はパプリカなどの果菜類も、相談しながら少しでも出荷していただければと思います。

お野菜もそうですが、ファーム雨読舎は場所と建物の雰囲気もとても素敵場所でした。
北海道の夏空の下、美味しいお野菜を仲間と食べながらのんびり過ごすの良いですね。
こちらも北海道旅行の際に立ち寄っていただきたい場所の一つです。

僕も次回の訪問では是非、農家の方々は繁忙期であると思いますが夏に訪れたいと思います。
(首の調子が万全な状態で...)

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